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泥棒に入られてスピッツを飼う
こんにちは!ひこすけです。
私が生まれるはるか前、母方の家ではスピッツを飼ってしました。
スピッツが家に来たのは、昭和30年代。
家に泥棒が入ったことをきっかけに、私の祖父がスピッツを買ってきたそうです。
スピッツの名前は「チロ」。
気性がとても荒く、誰を見ても吠える、睨む、噛む…。
懐かれた祖母以外は、誰も触れることができないスピッツでした。
昭和30年代は空前のスピッツブームが到来
日本では、ときどき特定の犬種のブームが来ますよね。
昭和30年代、突如としてスピッツブームが到来したそうです。
理由は聞いてもよくわからないのですが、はっきりしていることはひとつ。
「スピッツを飼うことはお金持ちの証だった」ということ。
イヌと言えば野犬だった当時の日本では、輝くような美しさだったスピッツ。
近所の人がスピッツを飼うと近所の人たちは、
「あちら、すごいわね~、お金持ちなのね~」
とウワサになる感じだったそうです。
空前のスピッツブームはすぐに終わる
このような感じで、戦後の?日本が復興する最中で起こったブーム。
実は、あっという間に終わってしまったそうです。
その理由は…
「スピッツは騒がしい!」ということ。
あちらこちらで、キャンキャン、キャンキャン。
昭和30年代の日本家庭では、スピッツを飼いならすことができなかったようです。
実家のスピッツは、鹿児島から埼玉に引っ越し、誰にも懐かないまま亡くなったそうです。
ただ、スピッツブームは風のごとく去っていき、街から消えてしまったとさ。
この記事を書いた人:ひこすけ