毎朝飲む牛乳、焼肉で食べる牛肉、牛は身近な存在なはずですが、意外と牛自体について知らない人が多いのではないでしょうか。
実は、牛と言っても沢山種類がいます。
世界中の牛を紹介すると収まりきらなくなってしまうので、今回は日本にいる牛、特に乳牛に絞って紹介していきます。
乳牛の種類
牛と言うと、白黒の牛が思いつく人が多いのではないでしょうか。
白黒の牛は日本で主に乳牛として飼育されている「ホルスタイン種」です。
ホルスタイン種は牛乳を1日30リットルほど出します。
他に、「ジャージー種」も飼育されています。
ホルスタインよりも体が小さく、乳量も出ませんが乳脂肪分が高く濃厚な牛乳を出します。
ソフトクリームなどに使用すると美味しいですよ。
日本で主に飼育されている乳牛は以上の2種が多いです。
牛って何を食べるの?
牛は「草食動物」としてよく知られています。
草をよく食べるイメージが定着していますよね。
実際に牛は草をよく食べます。
1日に30リットルもお乳を出すので、それ以上に食べないと体が保てないからです。
多くの牧場では乾燥させ、発酵させた草を与えています。
草と言っても雑草ではなく、餌として栽培されている牧草を与えていますよ。
放牧できるくらい大きな牧場では放牧地に牧草を生やし、それを直接牛が食べているところもあります。
他に、配合飼料と言ってエネルギーの源になる高カロリーな餌も与えます。
牛乳を出すためにはエネルギーがたくさん必要だからです。
そして、お水も50リットルから80リットル程飲みます。
のどかで、のんびりとしたイメージのある牛ですが、牛乳を出すための体づくりを普段からしているんですね。
牛乳は努力の結晶
牛乳は様々な料理に使われ、とても身近な存在です。
しかし、牛自体について知らない人は多いのではないでしょうか?
牛乳を出すために農家さんだけでなく、エサ屋さんやその他牛に関わるたくさんの人が努力をしています。
牛乳を使うときに、今回の記事を思い出してくれると嬉しいです。
これからも時々牛に関する記事を書くので是非見てください。
この記事を書いた人:しましま