\ この記事は約 3 分で読めます /
目次Outline
犬神様
※写真は全てイメージです。
2023年にジーンズブランド「Levi’s」と、ジブリアニメ映画「もののけ姫」がコラボ商品を発売するということで話題になっています。
今回は、こちらのもののけ姫に登場する「モロの君」について紹介します。
「モロの君」とは、作中に登場する白くて大きなキャラクターです。
一見すると、白いオオカミのような姿をしていますが、オオカミというよりは犬神(山犬)のようです。
オオカミと山犬は似ていますが、別の種類です。
オオカミはイヌ科の動物で、世界中に存在しています。
山犬はイヌ科の一部で、アジアやアフリカに生息しています。
モロの君について
モロの君は、全身を白い毛でおおわれた巨大な山犬で、しっぽが2本あります。
この2本のしっぽは、神話や伝説に登場するキツネやタヌキなどの化け獣と同じく、神秘的な力を象徴しています。
モロの君は人間や他の動物と話すことができ、高い知性を持っています。
もののけ姫では、モロの君はシシガミの森を守る神様として登場します。
モデルになった神様
埼玉県秩父市にある三峰神社の、「おいぬさま」として崇められている神様がモデルになっています。
おいぬさまは、大国主命の使いである「御眷属様(ごけんぞくさま)」と呼ばれる霊獣で、高い知性と力を持っています。
火災や盗難、獣害などから人々を守り、豊作や商売繁盛、家内安全などに御利益があると言われています。
以上が、もののけ姫の「モロの君」の特徴、モデルとなった神様などの紹介になります。
もののけ姫の「モロの君」は、作中で苦悩しながら愛を貫こうとする姿が印象的でした。
ぜひ、見たことない方は映画を見てみてくださいね。
この記事が、少しでも「もののけ姫」についての興味や参考になれば幸いです。
この記事を書いた人:倉田麻依