もののけ姫の「モロの君」ってオオカミなの?

もののけ姫の「モロの君」ってオオカミなの?
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犬神様

※写真は全てイメージです。

2023年にジーンズブランド「Levi’s」と、ジブリアニメ映画「もののけ姫」がコラボ商品を発売するということで話題になっています。

今回は、こちらのもののけ姫に登場する「モロの君」について紹介します。

「モロの君」とは、作中に登場する白くて大きなキャラクターです。

一見すると、白いオオカミのような姿をしていますが、オオカミというよりは犬神(山犬)のようです。

オオカミと山犬は似ていますが、別の種類です。

オオカミはイヌ科の動物で、世界中に存在しています。

山犬はイヌ科の一部で、アジアやアフリカに生息しています。

モロの君について

モロの君は、全身を白い毛でおおわれた巨大な山犬で、しっぽが2本あります。

この2本のしっぽは、神話や伝説に登場するキツネやタヌキなどの化け獣と同じく、神秘的な力を象徴しています。

モロの君は人間や他の動物と話すことができ、高い知性を持っています。

もののけ姫では、モロの君はシシガミの森を守る神様として登場します。

モデルになった神様

埼玉県秩父市にある三峰神社の、「おいぬさま」として崇められている神様がモデルになっています。

おいぬさまは、大国主命の使いである「御眷属様(ごけんぞくさま)」と呼ばれる霊獣で、高い知性と力を持っています。

火災や盗難、獣害などから人々を守り、豊作や商売繁盛、家内安全などに御利益があると言われています。

以上が、もののけ姫の「モロの君」の特徴、モデルとなった神様などの紹介になります。

もののけ姫の「モロの君」は、作中で苦悩しながら愛を貫こうとする姿が印象的でした。

ぜひ、見たことない方は映画を見てみてくださいね。

この記事が、少しでも「もののけ姫」についての興味や参考になれば幸いです。

 

この記事を書いた人:倉田麻依

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