\ この記事は約 3 分で読めます /
うなぎ屋の相談を受けて、平賀源内が考案したから
毎年夏になると、土用の丑の日にうなぎを食べるという習慣があります。
なぜ土用の丑の日にうなぎを食べるようになったのでしょうか。
そして、うなぎの旬はいつなのでしょうか。
この記事では、土用の丑の日にうなぎを食べる由来や意味、うなぎの旬について紹介します。
うなぎを食べる由来
土用の丑の日にうなぎを食べる習慣は、江戸時代後期に始まりました。
その由来にはいろいろな説がありますが、最も有名な説は平賀源内が考案したというものです。
平賀源内は江戸時代を代表する蘭学者で、多才な人物でした。
ある日、平賀源内は商売がうまくいかない、うなぎ屋から相談を受けました。
相談を受けた平賀源内は、「丑の日に『う』から始まるものを食べると夏負けしない」という風習を利用して、「本日土用丑の日」という看板を店先に出すことを勧めました。
すると、そのうなぎ屋は大繁盛し、他のうなぎ屋も真似するようになりました。
このエピソードが広まり、土用の丑の日にうなぎを食べる風習が定着したとされています。
うなぎの旬はいつ?
うなぎの旬は、天然のものと養殖のもので異なります。
天然うなぎは、水温が下がり始める10月頃から12月頃までが旬です。
養殖うなぎは、夏場はエサをよく食べて脂が乗るので、7月から9月頃までが旬です。
天然、養殖どちらもおいしいうなぎですが、味や特徴に違いがあります。
あなたはどちらのうなぎが好きですか?
土用の丑の日には、自分好みのうなぎを食べて元気に過ごしましょう!
この記事を書いた人:倉田麻依