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猫が生み出す経済現象
ネコノミクスとは
「ネコノミクス」は、日本での猫ブームを「アベノミクス」になぞらえた新造語です。
2015年頃から使われ始めました。
関西大学の宮本勝浩名誉教授によると、2022年の猫の経済効果・通称「ネコノミクス」は約1兆9690億円にも達するとされています。
ネコノミクスの内容
この経済効果の内訳は、キャットフード・医療費が約9082億円、猫グッズが約20億円、猫目的の旅行が約14億円などとなっています。
すごい額ですね。
猫ブームの背景
この猫ブームの背景には、高齢者や一人暮らし世帯が増えたため、散歩などの世話がかかる犬よりも猫に人気が移行したことが考えられます。
現在、猫よりも犬を飼っている世帯が多いです。
ただ、猫は多頭飼いをしている人が多いので、飼われている数は猫の方が多いようです。
ネコノミクスの影響
猫ブームは、商品やサービス、観光など様々な分野で影響を及ぼしています。
猫好きをターゲットにした、写真集や猫グッズなども数多く目にしますね。
猫をテーマにした商品やサービスが増え、新たに猫関連事業に参入する企業も増えています。
猫ブームが進行する中で、たくさんのビジネスチャンスが生まれています。
経済が潤い豊かになり、猫たちも幸せに暮らしていける社会になっていくと良いですね。
この記事を書いた人:倉田麻依