飼えない
毎年10月の最終金曜日は「世界キツネザルの日」です。
この日は、キツネザルの保護と理解を深めるために設けられました。
キツネザルは、小さなサルの一種です。
キツネに似た顔が特長で、60種類いると言われています。
キツネザルは、絶滅危惧種に認定されているため、残念ながらペットとして飼うことはできません。
今回はキツネザルについて調べました。
キツネザルの種類
60種類いる中の一部を紹介します。
ワオキツネザル:
ワオキツネザルは背中は灰色、目の周りに黒い毛を持っています。
しっぽは、白と黒のしま模様です。
穏やかで、好奇心旺盛かつ友好的な性格だと言われており、人間に対してもよくなつきます。
キツネザルの中で最も代表的です。
クロキツネザル:
クロキツネザルは、オスが全身真っ黒の毛です。
メスは栗色の毛で、耳の上だけ白い毛が生えています。
カンムリキツネザル:
額にオレンジ色の毛が生えており、毛が冠のような形をしています。
キツネザルの中では、最も小さな体の持ち主です。
チャイロキツネザル:
オスメス共にこげ茶色や灰色の毛をしています。
キツネザルは果物や植物を食べるサルが多いですが、チャイロキツネザルは昆虫やクモ、鳥の卵を食べます。
アカハラキツネザル:
アカハラキツネザルは、オスはお腹に赤い毛、メスは白い毛が生えています。
他のキツネザルは、複数のオスメス何匹かで群れを作りますが、アカハラキツネザルはオスメス1匹ずつの群れを作ります。
マングースキツネザル:
オスは、顔の下半分がオレンジ色の毛、メスは白い毛です。
キツネザルは昼行性が多いですが、マングースキツネザルは昼も夜も活動します。
雨の降る季節には昼、雨のほとんど降らない季節は夜に活動します。
エリマキキツネザル:
エリマキキツネザルは白と黒の毛が特長的なサルです。
白い毛がエリマキをしているように見えます。
双子を生むことが良くあります。
サルの中では珍しく、巣を作って生活します。
サルとキツネザルの違い
しっぽ:
キツネザルには長くてふわふわしたしっぽがあります。
サルは非常に短いしっぽです。
住んでる場所:
サルは世界中のどこにでも住んでいますが、キツネザルが住んでいるのは、マダガスカルのみです。
群れのリーダー:
サルはオスがリーダーをしています。
キツネザルの群れのリーダーは、メスが担当します。
キツネザルは、種類によって毛色が違ったり性格が違ったり、個性的でかわいいですね。
この記事に載せている写真は、全てワオキツネザルですが、検索してみると他のキツネザルの写真もたくさん出てきますので、良かったら見てみて下さいね。
この記事を書いた人:倉田麻依