「野良猫さんが可哀想だから餌をあげたいのに、あげたら罰金を払わないといけないの?」という疑問を最近よく聞きます。
それは自治体によるそうですが、弱っている野良猫さんの餌やりは大丈夫だそうです。
でも罰金がある地区もあるので、住んでいる自治体に確認したほうがよさそうです。
可愛さゆえに餌をあげてしまった事で、リアルに困った経験をした私が記事を書いてみたいと思います。
父亡き後の実家の庭猫さんに遭遇!
父があの世に逝ってから半年経ったころの事でした。
家の周りから、猫さんの気配が・・・・
実家の母に問い詰めたところ、もう5年以上前から、お父さんが外で飼っていた庭猫だと言うのです。
おそらく元ノネコだと思います。
ノネコは、元々人に頼らず自分で、餌をとってた野生の猫です。
人間に餌をもらったりあさったりするようになるのが野良猫。
そして飼われている猫が庭猫です。
多分、私が帰ると隠れていたのでしょう。
困った事に赤ちゃんを3匹連れて不安そうに家の周りをウロウロしていました。
この地域は容赦なく猫を処分しなければいけない困った事情があります。
賢いノネコは、その事を知っているのでしょう。
なんだか、その姿を見るとリアルにつらくなりました。
野良猫さんが家に居着いた場合どうすればいいの?
父が亡くなった事で餌に困って、姿を現したのでしょう。
山の中、小さな集落のノネコさんは、お父さんから餌をもらうようになってしまい、自然界で生きるのは難しくなったのでしょうね。
居着かれて困る「保健所に持っていくのは可哀想だから、捨てに行こう」
「誰かが面倒をみてくれるはず」という考えはやめて下さいね。
厳しく言いますが、その家の人が去勢して全力で守りましょう。
もしくは、里親を探してあげてくださいね。
時には止む終えない事情もあるでしょう。
餌をあげるなら去勢しよう
最低限のルールを守り、去勢して猫さんに餌をあげたらいいと思います。
人間は決める事ができるけど猫さんには、わかりません。
増えたから猫さんを処分しようとか、餌をあげないなんて悲しいですよね。
このノネコさん、子供は4匹いたのですが、1匹は水浸しで無残な姿で実家の玄関の入り口に置かれていたそうです。
この子猫は、人に対する警戒心がなく悪い人に捕まってしまったのです。
こんな形で小さな命が消えちゃうなんて、やるせない気持ちでいっぱいです。
苦しかっただろうな。
これ以上不幸な野良猫さんを増やさないようにしよう
去勢するのは、不幸ではないと思います。
増えすぎて殺処分される事のほうが不幸で可哀想です。
負の連鎖を止めましょう。
自治体では猫の去勢手術に補助費用が設けられているのです。
写真を1枚添付して動物病院の領収書を貼って保健所に提出すると、家猫の場合4,000~8,000円が戻ってきます。
住んでいる自治体で確かめましょう。
私の実家のノネコさんは、近所の方に飼い主がいないので、親子ごと処分すると警告されました。
ご近所の方々も、増えすぎた野良猫さんの鳴き声や糞尿等の被害にあっているので、去勢せず餌をやり、懐かせてしまった父に非があります。
でも何年も父を信じ最後に保健所で命を絶たれるとは、悲しすぎます。
色々悩みましたが、これ以上増えないように捕獲して去勢するので、保健所に持っていかないようにと家族で話し合いました。
近所の方も納得してくれました。
ノネコさんは、「ちびちゃん」と名付けました。
この記事を書いた人:たまちゃんさん