最近は猫の室内飼いが増えて、猫の平均寿命も大幅に上がり、15歳以上のシニア猫を飼っているお宅も多いのではないでしょうか。
猫も人間と同じように年をとれば認知症になり、過食や物忘れなどさまざまな症状がでてくるのです。
認知症のような症状がでてきた愛猫にどう対応すればいいのかわからない、と悩んでいる飼い主さんも多いと思います。
認知症の猫さんと穏やかに暮らしている人が気をつけている事を、写真を使ってわかりやすく記事にまとめてみました。
我が家の愛猫たまちゃんの人間らしい表情にご注目ください。
猫の認知性とは
猫の認知症の症状は色々ありますが、異常な食欲もしくは全く食べないが初期認知症の始まりである事が多いです。
食事をした事を忘れてしまい飼い主さんに何度も食事を催促するようになり、食べ過ぎて吐いたりします。
穏やかな猫が気性の荒い猫さんになったなど、性格がかわる場合もあるでしょう。
7歳以上のシニア猫を飼っている人は、下記の認知症予備軍チェックシートでチェックしてみて下さいね。
参考URL:https://dot.asahi.com/print_image/index.html?photo=2018122000020_2
認知の原因は
猫の老化現象の一つで、強いストレスがかかると発症年齢が早くなります。
猫の認知症になった場合の対処法は
怒らないで、優しく撫でてあげてくださいね。
「さっき食べたばかりじゃないの!」などと声を荒げて怒っても、食べた事を忘れた猫さんには逆効果です。
ご飯を催促しただけなのになぜか怒られたと強いストレスを感じ、ますます不安定になります。
ストレスは認知症には大敵なので、広い心で見守ってあげてくださいね。
ご飯を催促した事も忘れますから…
脳に刺激を与えるためスキンシップを増やし優しく声をかけて、なでてあげてください。
食事も消化のよいフードに切り替え、小分けにしてあげるなど工夫をするとよいでしょう。
我が家のたまちゃんの場合はご飯を食べたのを忘れてしまうので、最近では椅子に座ってご飯の催促をしてきます。
その真剣な表情や姿が可愛くて、テーブルに餌を置いてあげたい衝動にかられますが、そこはグッとこらえます。
たまちゃんが椅子に座ったら静かに見守りますが、食事に手を伸ばしてきたら軽く注意します。
しばらく座って食べた気がするのかわかりませんが、その後は落ち着くのです。
愛猫の老いに寄り添ってあげよう
飼った時は赤ちゃんだったのに、7年も経てばシニア猫の仲間入りになるのですね。
大切な愛猫が認知症になると飼い主は戸惑ってしまうと思いますが、猫さんも不安で寂しいのではないでしょうか。
猫さんの老いを受け入れて、そっと寄り添ってあげましょう。
少しでも愛猫と穏やかな時間を過ごせるといいですね。
この記事を書いた人:たまちゃん