何かのご縁で出会った野良猫さん達。
助けてあげたいけど、どんな方法があるのかわからないから戸惑いますよね。
縁ある野良猫さんがもうすぐ「処分されそうだ」など、つらい場面に遭遇する事もあります。
野良猫さんを保護したいのだけど、どうすればいいのか?
気になる野良猫さんがいるのだけど連れて帰るのも不安がある。
外のほうが幸せなのか?懐くのかな?
心配は尽きないものです。
結論を先にいいますが、そんなに心配しなくてもよいでしょう。
今回は実家のたまちゃんのあとに引き取った野良猫のチビちゃんの写真を見ながら、野良猫の飼い方や、気をつける事注意すべき事を記事にまとめてみました。
我が家のニューフェイス「チビちゃん」を紹介します。
世の中を悟って無になっている表情をご覧ください。
野良猫さんと暮らすのが初めての方のご参考になれば幸いです。
野良猫を保護するには?
どんなに慣れた野良猫さんでも捕まえるとなると、ものすごく暴れますので注意が必要です。
用意するもの
- 猫の餌・オヤツ
- 分厚いセーフティグローブ
- 大きめの洗濯ネット
- 猫を運ぶキャリー
- キャリーに被せる大きめの布
服装や捕獲時の装着物
噛まれたり引っ掻かれたりすると危険なので、長袖のシャツを着てくださいね。
もしくは、セーフティグローブという腕まで保護するペット噛みつき防止のグローブを装着するといいです。
大きめの洗濯ネット
猫さんを洗濯ネットに入れる事ができたら、動きが制限されて扱いやすくなります。
狭い所が好きなので落ち着いてきますので、そのままキャリーに入れるとよいですね。
キャリーを布で覆って目隠しをすると猫が大人しくなります。
良猫を保護したあとすべきこと
捕獲に成功したら、そのままキャリーで病院に連れていくのがラクかもしれませんね。
恐怖のあまり逃げ出して二度と見つからない事もあるのだとか。
1 病院で病気の検査
2 その結果によって医師と避妊などの相談
3 予防接種・寄生虫やノミの駆除
4 野良猫からの病気感染予防対策のため先住猫と隔離する
特に注意すべきポイントは、先住猫がいる場合の野良猫からのエイズなどの感染症などですね。
野良猫を保護したばかりに、先住猫さんがエイズに感染してしまった、ということもあるので注意しましょう。
保護したものの治らない病気だったとしても、他に猫ちゃんがいない場合は飼ってあげてもいいと思います。
病気をもっていても長生きをする場合がありますよ。
野良猫と暮らすのに注意すること
家族になって嬉しいのはわかりますが、しつこく触ると嫌われてしまいますので、野良猫さんからすり寄ってくるのを待ちましょう。
・目をあわせない
・脱走防止にドアはちゃんと閉める
・大きな声をださない
・野良猫さんの前では、静かに動く
・静かに過ごせる場所を提供する
・先住猫を優先的に可愛がる
野良猫さんにとって人間はかなり大きな動物なので、激しい動きや大きな声をだされると恐怖を感じます。
飼い猫さんは大好きだから見つめられる事に慣れていますが、野生で生きてきた野良猫さんにとって、目をジッと見る行為は「威嚇する」「喧嘩を売る」という事になります。
慣れてきて目が合ったら「まばたき」をして「あなたの事が好き」をアピールしてみてくださいね。
この「まばたき」は、仲良くなれる近道ですよ。
最後に先住猫さんに深い愛情をかけてあげてください。
でないと家出されちゃうかもしれませんよ。
我が家のたまちゃんは、人間が大好きで猫が大嫌いな猫ちゃんで心配でしたが、受け入れてくれました。
今回は野良猫さんを保護したら最低限するべき事や、飼う場合の注意する事を簡単に解説してみました。
野良猫さんと飼い主さんの相性もあると思いますので、どんな子が欲しいのか考えたうえで保護してあげてくださいね。
この記事を書いた人:たまちゃん