ニホンリスはクルミ割りの達人なの? 《軽井沢Kazusaの森から 11》

ニホンリスはクルミ割りの森一番の達人!

クルミといってもいくつかの種類があります。

中でも殻が厚くて固くて、わたしたち人間がクルミ割り器を使ってもうまく割れないのが、オニグルミ。

これは和グルミとも呼ばれていて、日本だけにしかないクルミなんです。

その日本固有の手ごわいオニグルミ、サルも割ることができなければ、イノシシだって、飲みこむことはできても割ることはできません。

そのオニグルミ、ニホンリスだけが割ることができるのです。

そう、ニホンリスはオニグルミ割りの達人、森の中でオニグルミを割ることができる唯一のオニグルミエリートなんです。

アカネズミもオニグルミ大好き

そのニホンリスほどではないけど、オニグルミを割ることができる動物がもうひとついます。

アカネズミです。

彼らは、オニグルミを割るというよりも、オニグルミに穴をあけて中身を食べます。

体が小さいので、ニホンリスみたいにオニグルミを両手で抱えることができない彼ら、オニグルミの上にのっかって穴をあけていくんです。

これについては、後日、写真つきでくわしく説明したいと思っています。

クンクンと嗅いだだけで中がわかる!

ニホンリスは、オニグルミを割る前に、そのオニグルミを手にとって鼻を近づけると、クンクンと嗅ぎながらクルクルッと回します。

これは選別作業です。

中が腐っていたり空っぽだったりしていないかチェックしているんですね。

そして、これならだいじょうぶ、と思ったら、そのオニグルミをしっかりと両手でつかんで、カリカリとかじりだします。

さあ、この後がすごいのです。

見ていてほれぼれとするような職人技を披露してくれるのです。

次回は、オニグルミを割って中身を完食するまでの驚異の4ステップをご紹介したいと思います。

この記事を書いた人: Kazusa