こんにちは、Mikutkuです!
保護猫カーウェとレンクリにも不妊手術の時がやってきました。
今回は愛猫2匹の不妊手術体験についてお話しする前に、不妊手術の重要性についてご紹介します。
不妊手術は重要?
猫を飼育する上で、不妊手術は重要かとよく聞かれます。
「家猫で他の猫と接触は一切ないから必要ない」
「不妊手術をするのはかわいそう」
このような理由から猫の不妊手術に反対する声もよく聞きますし、そういう意見があるのもよく分かります。
ですが、猫が溢れるイスタンブールで多くの野良猫・家猫と触れ合ってきた私からすると、不妊手術は『重要』だと言い切れます!
不妊手術のメリットは?
過剰繁殖を防ぐ
猫の発情は年に3〜4回、一度に産む頭数は4〜6匹と言われています。
つまり、多い時で1年にメス1匹から約20匹の猫が誕生するのです。
これが毎年、何十匹ものメス猫によって繰り返されるとなると…
一例として、猫の過剰繁殖により、殺処分が強化されることでしょう。
罪のない命を殺さないためにも、過剰繁殖を防ぐ不妊手術をすることが賢明です。
病気を防ぐ
猫が不妊手術を行うのは過剰繁殖を防ぐためだけではありません。
実は病気の予防にも効果があるのです!
不妊手術をすることで防げる病気の代表例は『乳腺腫瘍』。
発情した際に分泌されるホルモンによって、乳腺が刺激されてできる腫瘍ですが、高確率で悪性腫瘍であり、命を落としてしまう猫も少なくありません。
人的な体験ですが、イスタンブールの街ゆく野良猫の中でも、不妊手術をしていない野良猫は、鼻水や目ヤニがひどいなど、一目見て体調不良だとわかる子が多かったのです。
不妊手術にはやはり病気予防の効果があるのだと、再確認しました。
地域によっては不妊手術助成金が出る
不妊手術をする際には、お住いの地域のホームページをチェックしてみてください。
多くの地域が犬猫の不妊手術を推奨し、指定の動物病院で不妊手術を行えば、不妊手術費を助成してくれる地域が多いです。
不妊手術で守れる命
不妊手術は無意味な行為ではありません。
猫のためにも、不妊手術は怠らないようにお願いします!
この記事を書いた人:Mikutku