イスタンブールで猫の保護活動【その7】

イスタンブールで猫の保護活動【その7】
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こんにちは、Mikutkuです!

保護した翌日の朝、早速スフルを動物病院に連れて行きました。

するとやはり、猫カビと寄生虫に感染しているとの診断。

完治するまでスフルにつきっきりの治療生活が始まりました!

他の猫への感染を防ぐ

他の猫に感染しないよう、病気が完治するまではスフルを完全に隔離しなければなりません。

幸いなことに、物置部屋と化している1室が空いていたため、そこをスフルの治療室として使用することにしました。

トルコ式治療

トルコ式の治療のため、日本の獣医が指示する治療とは異なるかもしれませんが、スフルに施した治療法を簡単にご紹介します。

猫カビ治療

トルコでは猫カビ治療には「ヨードチンキ」を使用するのが一般的です。

お化粧用コットンパッドにヨードチンキを染み込ませ、患部に塗布します。

これを1日2回、水で湿らせた清潔なタオルで全身を拭いてから行っていました。

寄生虫治療

飲み薬タイプの駆虫薬を1日2回、定められた量を与えていました。

部屋を清潔に保つ

寝床

猫カビが温存しやすく、洗いにくいペット用布製ベッドの使用は控えました。

代わりに、捨てても良い着古したTシャツやボロボロのタオルを寝床として使用。

薬の投与の時間に清潔なものに変え、使用済みは洗濯、または汚れが目立つようであれば廃棄していました。

トイレ

寄生虫に感染していると下痢の確率が高く、時たま糞と一緒に寄生虫も排泄されます。

そのため、トイレは掃除のしやすさを考慮し、新聞を何層かに敷いた上に、猫砂を入れました。

清掃は1日3〜4回ほど、新聞ごと取り替え、ペット用消毒液でトイレの隅々まで洗浄し、清潔さを保ちます。

約1ヶ月で病気を撃退!

毎日献身的にスフルの治療に取り組んだ結果、猫カビ・寄生虫感染共に約1ヶ月でほぼ完治!

愛猫が元気になった姿を見ると、治療に一生懸命取り組んでよかったと心から思いました。

この記事を書いた人:Mikutku

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