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体をほぐすため
猫がおしりを突き上げて、前足や後ろ足をぐーっと伸ばすしぐさは見たことあるでしょうか。
人間が寝起きや体が凝り固まったときに、ぐーっと伸びをするのに似ています。
猫が伸びをするのは、体をほぐすためのストレッチです。
体を伸ばし、血液の流れをよくするためという意味もあります。
その他にも理由があるようです。
リラックス・攻撃前
真逆ですが、リラックスしているとき、戦闘態勢に入っているときと両方伸びをすることがあります。
猫がリラックスしていて危険を感じていないすぐ逃げる必要がないとき、猫の体はだらーんとリラックスしている状態になります。
逆に、緊張している場合は体は固くなります。
このときに警戒しているときや攻撃する前にも伸びをすることがあります。
ただ、お腹を出して伸びているときは、警戒心はなく安心している証拠です。
なぜなら、猫のお腹は急所だからです。
落ち着くため
ストレスを感じたり興奮したりしたときに気持ちを落ち着かせるために伸びをすることがあります。
猫がストレスを感じたとき、急に毛づくろいや爪とぎをしたりして一時的に気を紛らわそうとします。
これは、転移行動と呼ばれています。
その動作に伸びをするという行動もふくまれています。
人間も失敗したときに、頭をかいたり貧乏ゆすりをしたりしますね。
全然関係ないことをして気持ちを落ち着かせます。
猫が伸びをする理由は、一つではありませんでした。
猫が伸びをする姿、気持ちよさそうでとてもかわいいですね。
猫が伸びをしているのを見つけたら「何を思っているのかな」と、観察してみてください。
この記事を書いた人:倉田麻依