土用の丑の日は、なぜうなぎなの?

土用の丑の日は、なぜうなぎなの?
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うなぎ屋の相談を受けて、平賀源内が考案したから

毎年夏になると、土用の丑の日にうなぎを食べるという習慣があります。

なぜ土用の丑の日にうなぎを食べるようになったのでしょうか。

そして、うなぎの旬はいつなのでしょうか。

この記事では、土用の丑の日にうなぎを食べる由来や意味、うなぎの旬について紹介します。

うなぎを食べる由来

土用の丑の日にうなぎを食べる習慣は、江戸時代後期に始まりました。

その由来にはいろいろな説がありますが、最も有名な説は平賀源内が考案したというものです。

平賀源内は江戸時代を代表する蘭学者で、多才な人物でした。

ある日、平賀源内は商売がうまくいかない、うなぎ屋から相談を受けました。

相談を受けた平賀源内は、「丑の日に『う』から始まるものを食べると夏負けしない」という風習を利用して、「本日土用丑の日」という看板を店先に出すことを勧めました。

すると、そのうなぎ屋は大繁盛し、他のうなぎ屋も真似するようになりました。

このエピソードが広まり、土用の丑の日にうなぎを食べる風習が定着したとされています。

うなぎの旬はいつ?

うなぎの旬は、天然のものと養殖のもので異なります。

天然うなぎは、水温が下がり始める10月頃から12月頃までが旬です。

養殖うなぎは、夏場はエサをよく食べて脂が乗るので、7月から9月頃までが旬です。

天然、養殖どちらもおいしいうなぎですが、味や特徴に違いがあります。

あなたはどちらのうなぎが好きですか?

土用の丑の日には、自分好みのうなぎを食べて元気に過ごしましょう!

 

この記事を書いた人:倉田麻依

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