犬の毛色に茶系が多い理由とは?季節で変わる被毛の不思議

犬の毛色に茶系が多い理由とは?季節で変わる被毛の不思議
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みなさん、こんにちは!ひこすけです。
愛犬の柔らかい被毛を撫でながら、ふと思ったことはありませんか?
「この綺麗な毛色って、どうやってできているんだろう」って。
茶色がかった赤みのある毛に、部分的に入る黒い差し毛。
本当に美しくて、大好きなんです。
ドッグランに行くと、本当にいろんな毛色の子がいますよね。
見ているだけでワクワクしちゃいます。

遺伝子が織りなす犬の毛色のマジック


その秘密は、毛色遺伝子にあるそうなんです。
たとえば、A遺伝子。
毛の色が黒っぽくなるか茶色っぽくなるかを決定します。
S遺伝子は別名スポット遺伝子。
被毛に白い部分を作る遺伝子とのことです。
ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアは真っ白ですが、
昔キツネ狩りを手伝っていた犬種。
キツネと間違えて撃たれないように、
白い毛色の個体が選ばれたらしいですよ!
毛色一つとっても、こんな歴史があるなんて面白いですよね。
これらの遺伝子が複雑に作用し合うことで様々な色と模様が誕生。
本当に神秘的です。

毛色が変わる?季節で変化する犬の被毛

さらに驚いたのが、ワイマラナーという犬種の話なんです。
美しいグレーの毛色が特徴的ですが、
夏場に日光をたくさん浴びると日焼けして茶色く変化するとのこと。
元の色とはまったく違う色になることもあるそうです。
でも冬になるとまた元のグレーに戻るんだとか(笑)
犬も日焼けするなんて、考えたこともなかったですよね!
夏の終わりに少し色が明るくなっている気が…。
それは日焼けの可能性あり!
なんだか愛おしさが増しちゃいます。

犬の毛色に茶色が多い理由は?

犬の毛色について調べていて、もう一つ驚いたことがあるんです。
それは、犬の毛色の多くが茶系というわけ。
その理由は至ってシンプルです。
野生時代に狩りをするときに獲物に気づかれにくく、
周囲の色に溶け込みやすかったからだということです。
確かに、森や草原の中では茶系の毛色は目立ちにくいですよね。
これは猫ちゃんも同じかもしれません。
きじねこちゃんは、周囲に同化して気づかないこと、ありますよね。
茶色は野生の証。そう思うと、特別感がアップしますね。

この文章を書いた人:ひこすけ

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