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Kazusaの森は、軽井沢の片隅にある小さな森です。
その森がようやく白く染まりました。
例年より1か月遅い雪景色。
森の中を吹き抜ける風に大きなぼたん雪が舞いはじめて、あっという間に地面も樹木たちも雪をかぶっていきます。
さあ、これで森はにぎやかになりますよ。
どうして、って……、
それはね、野鳥たちや野生の動物たちがえさを求めて森の中を動き回るからです。
その中に、高い樹木の上から元気に雪をまきちらしながら枝から枝へと渡ってくる生きものがいます。
何だと思いますか?
そう、ニホンリスなんです。
目次Outline
ニホンリスは日本固有の在来種のリス
ニホンリスは、日本、それも今や本州と四国だけにしか生息していない大切な在来種。
それも日本固有種のリスです。
軽井沢では町獣に指定されています。
もちろん野生で、捕獲を禁止することで保護されています。
ペットとして飼育することもできません。
ニホンリスは森の使者
ニホンリスは樹上性の生きもの。
つまり、樹木と大の仲よしです。
そして、森、それも豊かな森の中だけでしか生きていけません。
だからニホンリスが元気に動き回っている森は、それだけ豊かだということ。
森の中にはほかにもいろいろな生きものがいますが、この『軽井沢Kazusaの森から』では、まずはニホンリスのことを連載で紹介していきたいと思います。
楽しみにしていてくださいね。
この記事を書いた人: Kazusa