
りつこ、ちび太、ひこすけ、めぐ…。
これまで、4匹の猫と暮らして、よく思いました。
猫って、本当にみんな違う。
顔つきも、毛の模様も、甘え方も、ごはんの食べ方も、1匹として同じ子がいません。
「個性的じゃない猫」に、私はまだ出会ったことがありません。
そんなことをぼんやり考えていたある日、ネットでこんなニュースを見ました。
「ネコ科で100年以上ぶりの新種が見つかった」
しかもその発見のきっかけも面白いんです。
1匹の子ネコを拾った男性の「あれ、この子ちょっと変かも?」という気づきだったとか。
イエネコだと思って拾ったら…新種の猫!

このニュースの舞台は2017年のボリビア。南米です。
ある男性が、森の近くの道で子ネコを見つけ、連れて帰ります。
保護猫活動をしている方だったようです。
でも育てるうちに、こう思ったとのこと。
「あれ、なんか普通の猫と違うぞ?」
猫を保護した経験がある身としては、連れて帰っちゃう気持ち、すごく分かります。
ただ、そのあとがすごかった!
1年近く経ったころ、これは野生の子かもしれないと気づいて、地元の野生生物保護施設に連絡したそうです。
電話を受けたのは、ボリビア・ネコ科動物研究プログラムの創設者、パオラ・ノガレス・アスカランス氏。
ネコのプロ中のプロなのですが、その子のルックスを見てびっくりしたそうです。
- 鼻先がちょこんと短い
- 耳は丸くて小さい
- 顔もこぢんまり
- なのにヒゲだけやたら長い
- 全身にヒョウみたいな斑点!
山の中の保護施設まで駆けつけて、写真を100枚も撮ったそうです。
すると、驚愕の事実が…!
ネコ科で100年以上ぶりの新種だった!

2026年9月17日、運命の日。
学術誌「Current Biology」に論文が発表されたんです。
なんと!
この子は、なんとネコ科として100年以上ぶりの新種!!
ティルカヨと命名されたそうです。
昔から提唱されていた種があらためて確認されたわけでもありません。
既存の亜種が種に格上げされたわけでもありません。
今回はそのどちらでもなく、完全に未知のネコちゃんでした。
その辺で拾われた1匹の子ネコが新種って…??
ネコ科の歴史に名を残すことになるなんて、SF映画みたいな話ですよね。
身近な動物のはずの猫にも、まだ人間が知らない顔があったんだなあ。
しみじみしてしまいました。
新種じゃなくても猫は個性のかたまり

このニュースを読んで、これまで暮らしてきた猫たちの顔が浮かびました。
どの子とも「新種かも!?」と本気で思った瞬間は、
…ありません。
まあ、普通のミックス、雑種の猫たちです。
でも、あのボリビアの男性のように「なんか違うぞ?」と、じっくり見つめてみたら…?
うーん、やっぱり普通のミックスです笑。
でも、もしかしたら、うちの猫は新種かも…。
なんて想像するのも、猫好きの楽しみのひとつになりそうですね。
だって、100%ないとは言えないのですから。
みなさんも「うちの子、新種かも?」と思った瞬間はありませんか?
この記事を書いた人:ひこすけ
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